いなげやウィングとは
いなげやウィングは、スーパーマーケットいなげやの特例子会社として、2010年10月1日に二つの経営理念の基に設立されました。
- いなげやウィング2つの経営理念
- 「すこやけくの実現」お客様の健康で豊かな暖かい日常と
より健全な社会の実現に貢献する。
- 「自立・共存・共生」障がいをもつ従業員一人一人がそれぞれの責任を果たし、
協同し人と社会がともに成長、自立する。
そして、いなげやグループで働く障がい者の方々へのフォロー体制の強化と職場での定着支援を目指して活動を行っております。
いなげやグループでの障がい者の雇用の推移
いなげやウィングの障がい者雇用について
- いなげやウィングの設立時
- いなげやでの障がい者の雇用者数は約130人でした。
そのうち100名はいなげやの各店舗で働き、その他はいなげや本社又は物流センターなどで働いていました。
- いなげやウィング設立後
- 2019年3月いなげやグループ(いなげや、いなげやウィング、ウェルパーク、三浦屋)で働いている障がい者の人数は231名です。
(いなげや157名、いなげやウィング69名、ウェルパーク3名、三浦屋2名)
- 業務内容も様々で、店舗では青果、一般食品、ベーカリー、などの部門で商品作り、品出し、清掃などの業務に携わっています。また、勤務に関しては、勤務時間や勤務日数をそれぞれの障がい者の状況に合わせて設定しています。
本社では身体障がい者、店舗では知的障がい者(約6割)と精神障がい者(約4割)の方々が中心に働いています。
いなげや と いなげやウィング の違いについて
- いなげやで働いている障がい者は多くが店舗で勤務し、その他センター、本社で勤務しています。
店舗で勤務している障がい者はパートタイマーとして店舗のいろいろな部門で、1日3~7時間の勤務をしています。彼らはいなげやの従業員として登録されています。
いなげやウィングで働いている障がい者も、多くがいなげやの店舗で働いています。
仕事内容は品出し業務と清掃業務です。この二つの業務はいなげやといなげやウィングが業務請負契約に基づいて行う業務です。特徴として数人のグループで独立して契約した業務を行うことです。
いなげやの店舗で仕事をしますが、いなげやウィングの従業員として登録されています。
- *店舗で働くいなげやウィングの従業員はユニホームもいなげやの従業員と同じなので、お客様から見ると違いは区別できません。いなげやウィングの従業員であっても接客対応はいなげやの従業員と同様、お客様に接するようにしています。
- *いなげやといなげやウィングの従業員はパートタイマーとしての勤務ですが、時給はそれぞれの賃金基準に基づいてそれぞれの会社から支払われます。給与の支払い日も違います。
いなげやウィングの今後の取り組みについて
- いなげやウィングの主な事業は、いなげや店舗での業務請負による品出し業務と清掃業務です。今後はきのこ栽培のように新規事業を開拓し、障がい者の方に更に雇用促進や採用、従業員教育の支援にも力を入れていきます。そして、障がい者が本当に自立していくための生活支援、教育、制度等の充実に力を入れていきます。